水星の魔女

水星の魔女がすごい。

楽しさと辛さの境目に平均台を置いて、その上をただ歩かされている……とでも言えばいいのでしょうか。今はまだ楽しさに傾いているけど、いつか辛さの海に引き摺り込まれて、そのまま戻ってこられないのではないかという恐怖。水星の魔女には常に不穏な匂いが漂っています。が、それと同時に、確かにそこには楽しさも存在している。不思議な感覚です。

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楽しさか辛さ、どちらかに極端に振られた作品は最近見ていられなくなりました。つらいのは心が重たくなるし、楽しさはいきすぎるとやり場のない落ち着かなさを感じさせます。

そのへんの微妙なバランスとりが非常にうまいのがこの作品です。不安定のなかに心を置きながらも、フラットで純粋に物語を楽しんでいられる。それがただ心地良い。本当に、最高の作品だなと思っています。

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あれこれ言いたいことは尽きないのですが、ちゃんとした話は物語が一段落してからどこかしらに残せば良いかなと思っています。

とにもかくにも、いま絶対に言っておきたいことは二つだけ。

機動戦士ガンダム 水星の魔女を見てください！！それと、

スレッタ・マーキュリー、俺と結婚してくれ……！

愛が溢れて描き始めてしまった絵。

最終回までには完成させたい。