リコロイ編スタート!
サトシの旅が(あくまで、我々の目の届く範囲で)終わりを告げて、早3週間(だよね?)。アニポケの次シリーズ、リコロイ編がいよいよ本日始まりました!
サトシの冒険の終わりは、それはもう悲しかったです。サトシは、これまでの人生をともに旅してきた仲間でしたからね。
でも、それはもう済んだ話!どうすることもできやしない!ならば、サトシと同じように、我々も新しい冒険に踏み出そうではないか!!
と、大部分の方がそういう気持ちで迎えたであろう本日(ホント?)。私ももちろんその一人!この記念すべき日に、せっかく適当に文章を書いて投げ捨てる場所が存在しているのだから、活用しなければ損!
そんなわけで、つらつらとリコロイ編1話の感想を書いていこうと思います。感想なので、特にアゲもサゲもせず、思ったままに。
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まず、これだけは言っておきたいことを。
リコがかわいい!ニャオハもかわいい!
ビジュアルの時点でリコのことは好きだったのですが、動くともっとかわいくて更に好きになりました。性格も◎。(演出的にもっと上手く描けた部分もあったんじゃないかということも思いつつ……。)
少女向け雑誌「ちゃお」で連載が、なんて話も聞きましたが、少し気弱で内向的、だけどやる時はやる、みたいな性格は確かに少女漫画の主人公に向いていそう。嫌味なところもなく、安心して見れましたね。
そして、ニャオハ。パルデア御三家はダントツでホゲータ派ですが、アニメでは今のところはニャオハが一番かわいく見えました。やっぱ気ままなネコちゃんはかわいいですね。肉球さわりたい。
この二人のシーンで今回一番良かったのは、ニャオハがリコの本心に気づいてリコの胸から飛び出すシーン(撃てるようになったを通り越してチート化してた木の葉のシーンの前)。ポケモンがトレーナーの気持ちを察知して行動する、というのはポケモンのアニメーションではわりとありがちなシーンですが、やっぱりいいものですね。ああいうシーンのポケモンって、普段にも増してかわいくて(いじらしいの方が相応しい?)、年甲斐もなくニコニコしてしまいました。
一話を見る限り、リコとニャオハに関しては今後特に心配なく見れそうで、とりあえず安心しました。主人公がこれなら、今後の物語も面白い方に進んでいってくれそうな気がします。
……あれ、もう一人の主人公は?
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続いては、キャプテンピカチュウ(通称キャップ)について。
個人的には全く問題にしていなかったのですが、事前のインターネット界隈のようすを見ていると、CVがサトシのピカチュウといっしょということで、どうなの?と危惧する声が多かったように思います。
それに関して、心配する気持ちはよく分かりました。私もできたら変えて欲しいですよ。別個体だし。だけど、ピカチュウの声が変わったら変わったでもっと面倒なことになることは少し考えれば誰にでもわかる(ほぼ100%で、なんか違う……ってなる)はず。当然、制作側もそれは分かっていたと思います。
となると、サトシのピカチュウと同一視できないような工夫をしてくるんだろうなとは思ってはいたのですが。予想通りでしたね。
呼び方はピカチュウではなくキャップ、使う技もほぼ違う(チャンピオンのピカチュウと同じ技を使わないとは、舐めプでしょうか?)、声も気持ち低めと、意識的にサトピカと同一視されないような工夫がなされていたように思います。そのおかげか、私は無事キャップという別存在として見ることができました。
これなら、ピカチュウはピカチュウのままだけど、きっと大丈夫。少しは界隈も落ち着きそうで良かったなぁ。
と思う反面。
サトシのピカチュウは、サトシと一緒に、本当にいなくなっちゃったんだなぁと実感して、少し寂しくなりました。
改めてさよなら!ギザギザ模様の、ぼくのベストフレンド。
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こちらも事前に話題になっていた、サトシとピカチュウの世界線(通称サトピカ時空)との交わりについて。
作中では、サトピカ時空との直接的な関連を匂わせるものは一切出てこなかったですね。
間接的な匂わせでいうと、サトシの帽子とメーカーが同じ?なヘアピンがあったりしますが。
ただ、サトシの冒険とリコロイの冒険を繋ぐ要素が一つあったように思えました。それが、「ヒトカゲ」です。
今回のリコロイ編では、前編の最初の方にヒトカゲが出てきました。学園の生徒の手持ちとして少し出てきただけですが。
そした、サトシ編の最終回にもヒトカゲが出てきています。それも、サトシの手持ちのリザードンの過去の姿としてではなく、まだトレーナーと出会っていない、誰の手持ちでもないヒトカゲです。
それぞれ立場は微妙に違うヒトカゲですが、描き方が似ていたように感じました。まだ何かを疑うことを知らない、純粋で真っ直ぐな存在。どちらのヒトカゲもそういう雰囲気で描かれている感じがありました。(ヒトカゲというポケモン自体が、そう見えてしまう存在、というだけかもしれませんが。)
あとは。
ヒトカゲを見て、これまでのポケモン達との長い旅を思い出して懐かしむサトシと、まだトレーナーになる前、よく知らない「ポケモン」という存在に対して不安を感じるリコ。この対比をするための鏡が、ヒトカゲだったのかなと思います。
もしリコロイ編の最終回で同じようにヒトカゲを見ることがあったら、そのときリコは何を思うんでしょうね。きっと、今回の一話とは何もかもが違ってるんだろうなぁ〜。
なんてことを妄想してしまいました。
それにしても、学園編はここで終わりなんですかね。ちょうど休暇に入ったところみたいだったので、数話経って一区切りついたら戻ってくるんでしょうか。いや、流石に戻ってきますよね、先生たちもモブの感じじゃなかったし……。
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最後に、OP(今週はED扱い)について。
これはもう、ツイートした通り。
現状の映像には謎の存在が一切なく、一話に出てきた範囲の世界しか描かれていないんですよね。
リコロイ、ライジングボルテッカーズ、エクスプローラーズ、黒いレックウザ、ペンダントとボール……。
この閉じた世界だと、ある程度予想のつく範囲の冒険しかできないように感じました。それだと、面白みもワクワクも全然足りない。(サトシの旅が出会いと別れを繰り返すものだったから、より強く感じてしまうのかも。)
この状況を「打破せよ!」するためには、最終的にリコとロイが何を目指すのか、というところが大事になりそうな気がします。
自分の目指す何かをひたすらに求めて、大きな瞳を輝かせて、そして君じゃない誰かとのいくつもの出会いをして欲しいものなんですよね。サトシ世代的には。
🐾
そんなこんなで脈絡もなく、また適当な文章で感想を書いてきました。
「杞憂」っぽいことも書きましたが、現状そう見えるだけで、最終的には大丈夫だろうと思ってます。それくらい、ちゃんと考えて作られている一話でした。
これでアニポケ民も安眠・快眠だ!
今後、一体どんな展開になっていくのか……。
私の杞憂は綺麗さっぱり無くなってくれるのか……!
期待と不安に胸を踊らせながら、来週を待とうと思います。
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